ヴォイス・オブ・ジャパン合唱団

 

Voices of Japan Choir

1期(20042005) ウィーン楽友協会ホール及びザルツブルク・モーツァルテウムにて、世界合唱フェスティバルに出場。日本の曲に交えて、野ばらやAve Verum Corpusなどが好評を得る。

2期(20072009) 信長貴富氏に委嘱した新曲「こもりうた」、及び「新しい歌」全曲のウィーン初演を行い、繊細な合唱の響きと、卓越した音楽性が、高い評価を受ける。2008年東京都合唱祭にて「こもりうた」日本初演を行う。2009年は信長氏に新たに書き下ろして頂いた新曲「からだ」をもって、東京都合唱祭に出場した。

3期(20092011) 2011113日に、プラハのスメタナホールにて、モーツァルト「レクイエム」を初めとした、全モーツァルト・プログラムを演奏し、指揮者名島啓太の解釈する音楽を提示した結果、満席の聴衆から喝采を浴びた。

 

第4期(20132014) 201411月に、ザルツブルクのマリア・プライン巡礼教会にて、モーツァルト「戴冠式ミサ曲」などを演奏し、スタンディング・オベイションとともに大きな喝さいを浴びた。

 

5期(20162017) 20171021日に、ウィーンのシュテファン大聖堂にてモーツァルト「レクイエムを、続いて1024日にウィーンのヴォティーフ教会にて髙田三郎「水のいのち」「心の四季」を、髙田江里のピアノとともに演奏し、いずれもスタンディングオベーションと10分以上続く拍手を得て終了した。

 

 

 

 

指揮者 名島 啓太

 

立教大学社会学部卒。在学中に合唱指揮活動を始め、日本合唱指揮者協会主催の若手指揮者によるコンサートに出演。その後「東日本大震災復興チャリティコンサート」や「二群合唱の夕べ」といった様々な演奏会の企画出演、作曲、客演指揮、各種講習会講師、コンクールの審査員など、多彩な活動を展開している。新作初演にも力を注いでおり、これまでに相澤直人、市原俊明、大熊崇子、尾形敏幸、新実徳英、信長貴富、萩京子、堀内貴晃、森山至貴各氏他の新作初演を手がける。またNHK全国学校音楽コンクール課題曲の放送初演を度々指揮し、Eテレの「スーパー合唱教室」などに出演した。

 全日本合唱コンクール全国大会金賞等、各種コンクールで数多く入賞。またプラハのスメタナホールでモーツァルト「レクイエム」、ザルツブルクのマリアプライン教会でモーツァルト「戴冠ミサ」を指揮するなど海外での演奏も積極的に行っており、2017年にはウィーンのシュテファン大聖堂でモーツァルト「レクイエム」を指揮し、満場スタンディングオベーションを受けるなど、その高い音楽性が絶賛されている。

 現在、東京・神奈川・新潟の複数の合唱団の常任指揮者。日本合唱指揮者協会副理事長。北区合唱連盟理事長。2016年北区教育文化功労賞受賞。「教育音楽」誌(音楽之友社)への執筆や、共編の楽譜集「スチューデント・ソングブック1・2」編者、JCDA日本合唱指揮者協会編纂の「合唱ハンドブック」編集長、共著「合唱エクササイズ 指揮編1・2」、作曲作品ミサ曲第1番「日本から」、混声合唱曲「今日もひとつ」(カワイ出版)がある。